· 

雨乞岳からの御在所岳

今回の山行は鈴鹿山脈の雨乞岳です。

 

今日は天気が微妙な予報なので、遠出する気にはなりません。

 

雨乞岳への登山口の駐車場までは自宅から約1時間ほどで着けます。

 

駐車場をスタートし、冬季通行止めの鈴鹿スカイライン沿いに登山道を登り、武平トンネルまで行きます。

 

ここまでは二週間前の鎌ヶ岳登山と同じ、今回は武平峠へは行かず、武平トンネルを通って雨乞岳登山口へ向かいます。

 

雨乞岳に登頂後は、御在所岳を目指し、御在所ロープウェイ頂上駅のレストランで名物のカレーうどんを食べ、ロープウェイで下山します。

 

予定はこんな感じです。

 

去年同じルートを行ったのですが、御在所岳への登り返しで同行者の強烈な反対を受け断念しています。

 

今回は行けるでしょうか。

 

あと、購入後まだ一度も使用していないワカンを使うのも目的の一つです。

御在所ロープウェイ頂上駅のレストランとロープウェイは電子決済対応ですが、念のためお金を持っていきます。

 

現金がないとちょっと不安ですからね。

午前7時前、鎌ヶ岳登山の時には、スリップしてたどり着けなかった湯の山温泉の無料駐車場に無事たどり着きました。

 

今回は路面に雪はありません。

 

土曜日だというのに駐車場に車は一台、登山の準備をしているうちに追加で2台、あまり天気が良くない予報なので少ないですね。

まずは鈴鹿スカイラインを歩き、中登山道入り口を通過します。

 

前回来たときもそうでしたが、中登山道は通行止め、、、ではなく、途中にあるおばれ岩が崩れそうなので中登山道は通らないでねってお願いされています。

 

お願いは聞き入れる派なので、おばれ岩問題が解決するまで通らないことにします。

 

いろいろな奇石を見られて一番好きなルートなのですが。

 

ちょっと進むと一の谷新道登山口です。

 

一の谷新道では去年の10月と11月に滑落で一人づづ死んでいるそうです。

 

怖いですね。

更に進み、恒例の怖いとこです。

 

何度通ってもここが今日一番怖いです。

 

すぐ横に鈴鹿スカイラインが走っているので、そちらに出てしまえばこの怖いのはスルーできるのですが、それでは負けになるのでがんばって通ります。

 

とても怖いです。

武平トンネルです。

 

右に行くと前回行った武平峠、今回はゲートを乗り越えてトンネル内を進みます。

トンネル内はかなり寒いです。

寒いせいか、不思議なつららが出来上がっていました。

 

叩き落としておきました。

トンネルを出たところでアイゼンとワカンを装着しました。

 

ワカンはスノーシューより軽くてらくちんです。

 

ただ浮力はスノーシューの方が高いでしょうね。

トンネルから一時間半ほどで、ようやく東雨乞岳が確認できました。

 

ワカンはいい感じです。

20分歩いて、もうちょっとで開けてきそうです。

樹林帯を抜けました。

 

辺りはガスで真っ白です。

瞬間的にガスが晴れたりします。

 

あちらは御在所岳。

こちらは鎌ヶ岳です。

東雨乞岳登頂です。

 

辺りは真っ白、前回も真っ白でした。

 

予報通りです。

 

眺望ゼロなのでさっさと雨乞岳を目指します。

寒さはそれほどではありませんが、いつの間にか髪の毛が凍ってました。

雨乞岳登頂です。

 

相変わらず辺りは真っ白です。

 

いいんです、今日は覚悟のうえで来ていますので。

 

ガスが晴れるのを期待してちょっと待ちましたが、無理でした。

来た道を戻ります。

 

まずは東雨乞岳へ戻ります。

東雨乞岳からは、来るときは尾根沿いを歩きましたが、戻りは谷沿いを歩きます。

こんな感じ。

 

七人山を経由して谷沿いを歩きます。

 

谷沿いで沢谷峠まで戻り、そこから御在所岳に登ります。

七人山へ向かう樹林帯へ入る前、最後に見納め御在所岳。

見納め鎌ヶ岳。

 

ガスが晴れてきれいに見えます。

七人山です。

 

眺望はありませんが、辺り一面霧氷に囲まれて、これはこれでありな感じです。

七人山からは一旦来た道を戻ってから沢谷峠を目指す(黒の破線)のが登山ルートなのですが、地図を見るとなんかショートカットできそうですよね。

 

うん、だいぶ距離が短くなりそう、ということでスマホで現在地と方向を確認しながらショートカットしていきます。

 

積雪期だからこそできる技ですね。

 

進につれて急勾配になり結構大変でした。

 

遭難につながるこういう行動はやらない方がいいですね。

最後かなりの急勾配をクリアしつつ、登山道にのることができました。

 

こちらの谷沿いを行きます。

谷沿いルートは人気がないようで、トレースがありません。

 

往きに通った尾根沿いルートよりアップダウンが少ないのに。

 

なんか理由があるんでしょうね。

ちょっと道が分かりにくいからなのかな。

 

ピンクのテープを探しながら進みます。

ここで事件発生、なんか左足のワカンが雪に引っかかるなーと思ってたら、ぶっ壊れていました。

 

大切なベルトが切れてしまっています。

 

これでは使用できないので、ワカンは両方外してアイゼンのみで進むことにします。

 

買って初めての使用で壊れるなんてショックです。

ワカンなしで歩き出した途端に脚の付け根まで沈みます。

 

ワカンのありがたみが身に沁みますね。

 

絶望的な気持ちで進みます。

 

この調子だと今日も御在所岳は無理かな。

一番深いとこで脚の付け根ですが、だいたい平均してひざ下くらいまで埋まりながら進みます。

ここが一番大変だった。

 

雪が雪崩れたとこを横切るのですが、雪崩れたばかりなのか腰まで沈んで全く踏ん張りがきかない。

 

転がりながらなんとか横切ってきました。

 

うーん、写真ではまったく伝わりませんね。

これ今日は無理だなーと思っていら、トレースが現れました。

 

武平峠の方からきて、、、どこへ向かったんだろう。

 

今日通ったらしいスノーシューのトレースのようです。

 

ありがたくトレースを利用させてもらって、ここからは幾分楽に進めるようになります。

途中、スノーシューのトレースは登山道から逸れてしまいましたが、なんとか沢谷峠まで来ました。

 

ここから武平トンネルに向かうか、御在所岳に向かうかの分かれ道です。

 

時刻は午後1時、時間的には余裕です。

 

トレースのない谷沿いを進むより、山へ向かった方が雪が少ないんじゃないか?ということで御在所岳を目指すことにします。

30分程で建物が見えてきました。

 

御嶽大権現というらしいです。

 

この辺は雪深いですが、雪が全くないところもあったのでたぶん登ってきたのは正解です。

もうすぐ頂上だというのに目前に巨大な岩が現れました。

猪岩だそうです。

 

うん、まあ猪に見えなくもない。

 

それにしても御在所岳は不思議な岩がたくさんありますね。

17分で御嶽大権現到着です。

よく頑張りました。

 

お腹ぺこぺこ、脚ぱんぱんです。

先ほどまでいた東雨乞岳、雨乞岳が見えます。

 

晴れてます。

 

今なら最高の景色が楽しめたでしょうね。

 

予報通りです。

御在所山上公園、左側が御在所岳頂上、間にスキー場があって、奥にロープウェイ頂上駅です。

 

ここはロープウェイとリフトで来ることができるので、別世界になります。

 

ゆるい格好の観光客の中を、アイゼンピッケルの冬山装備&大きなくまのぬいぐるみを背負って進みます。

 

すごく場違い感です。

まずは頂上で記念撮影です。

 

東南アジア系の旅行者たちに変な目で見られつつ、粛々と撮影しました。

ついでに雪だるまも作っておきました。

 

もう人の目は気にならなくなりました。

おなかぺこぺこなのでレストランへ向かいます。

 

まだ1kmあるそうです。

 

ぜんぜんイメージなかったけど、一応スキー場として営業していて、けっこうな数の人が楽しんでます。

レストラン到着。

 

暖房の効いた室内から雨乞岳が見えます。

カレーうどんにご飯と唐揚げのついた御在所定食をいただきます。

 

鎌ヶ岳と鎌が尾根、入道が岳まで楽しめます。

 

ここにご飯を食べに来るだけでも楽しいかもですね。

 

さて、ここからロープウェイで下りるのもありかと思っていたのですが、今更ながらロープウェイで下りてしまうと車を停めた湯の山温泉の駐車場まで結構登り返さなければいけないことが判明しました。

なんならもう、中間地点と言っても過言ではないレベルですね。

 

仕方ないので歩いて下りることにします。

 

時刻は午後3時、居るところは御在所山上公園なんて緩い感じの場所ですが、下りるのは普通に登山道なのでちょっと不安な時間帯です。

 

だいた山の中でお昼を過ぎると不安になってきます。

 

明るいうちに下山できるだろうか。

 

下山ルートですが、中登山道は迂回のお願いなので、表登山道か去年の暮れに二人死んでる一の谷新道ですね。

いずれの登山道で下りるにしても、中登山道の富士見岩には来ておかなければいけません。

 

御在所で一番好きな場所です。

 

富士山は見えませんが、

行き交うゴンドラと

夕焼けをバッグに鎌ヶ岳を楽しめます。

 

夕焼け?!はよ帰らねば!!

 

ここから中登山道を行くのが早いのですが、おぼれ岩に潰されたくないので一度登り返します。

ちびっこそりゲレンデの脇という、緊張感のないところから一の谷新道で下りることにしました。

 

時刻は午後3時30分、暗くなる前に下山できるでしょうか。

 

ちなみに一の谷新道は初めて通りますが、去年の暮れに滑落で二人死んでいる中級者以上のコースだそうです。

結構な急勾配を下りてきます。

あちらは富士見岩ですね。

 

こう見ると結構危うい感じです。

 

ちゃんと強度は出ているのでしょうか。

30分ほど下ったところで見晴台が出てきました。

 

午後4時になるのでのんびりしてる余裕はありませんが、ちょっと寄っていきます。

5分も無駄な時間を過ごしてしまいました。

午後4時50分、無事一の谷新道登山口まで戻ってきました。

無事に車まで戻ってきました。

 

今日はしっかり一日山歩きを楽しむことができました。