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初日の出下見登山

早速行ってきました、初日の出計画の黒河内岳(笹山北峰)。

 

地図で見た時に黒河内岳と表示されていたので黒河内岳と呼びますが、笹山北峰と呼ぶ方が一般的な感じなのかもしれません。

 

午前2時30分起床、準備は前もってしてあるので保温ボトルに入れるお湯を沸かすために台所へ行くと、社長がスマホで麻雀をやっていました。

 

よ「何時まで起きてるの!」

 

社長「びくりした!今起きたとこだわ!!」

 

スマホ中毒ですね。

午前6時14分、登山口前駐車場に到着です。

 

東名、新東名、中部横断自動車道を乗り継いで、約3時間半かかりました。

 

南アルプスにしては登山口までのアクセスがよいです。

 

中部横断自動車道を出てからも、リニアの工事現場がいくつかある影響なのか、かなりの部分の道がきれいでした。

午前6時30分、準備を終えて出発です。

 

いきなりの難関、つり橋が現れます。

 

ぼくはつり橋がきらいです。

 

ここのつり橋は高度感がそれほどでもないので何とか渡れました。

 

まだ薄暗いのもよかったです。

つり橋を渡るとすぐに奈良田第二発電所があり、道の上から水があふれていました。

 

これも発電所の施設でしょうか。

さらに進むと今度は奈良田第三発電所が。

 

こちらは今日は稼働していません。

奈良田第三発電所の横から笹山登山口へ進入します。

 

まずはすごく整備された、手すり付きのつづら折りを登っていきます。

 

噂ではかなりの急登続きで、登山者からも敬遠されている感じのようです。

 

標高差2000mを一気に登る笹山は、山梨百名山の四天王だそうです。

 

初日の出計画でたまたま選んでしまったのが四天王だったとは。

発電所の上の施設まで登ってきました。

 

登山道に手すりまで付けて整備してあったのは、発電所の施設の為だったようで、ここから先はちょっと様子が変わってきました。

施設が終わった途端、まっすぐ登るみたいです。

 

ここまではまだまだイージーだったんですね。

かなりの角度で登っていきます。

 

ほぼ壁ですね。

名もなき山から朝日が上がりました。

 

ということはあの山の向こうに富士様がいらっしゃるのでしょうか。

木々の間にちらちら雪山が見えてきました。

 

真ん中らへんに白河内岳があるはずです。

 

なんとかあそこまで行きたいものです。

約1時間半、標高1603m地点まで登ってきました。

 

登山口辺りの標高が820mだから、約800m登ってきました。

 

ここで事件です。

 

この標識を撮影しようとスマホを取り出すと、スマホをカメラのようにするケースのパーツが無くなってます。

こちらです。

 

首からかけていたので、なにかの拍子で外れて落としてきたみたいです。

 

直ちに引き返して探しに行きます。

 

いつ落としたかもわからないし、落ち葉が多いので諦め半分ですが。

諦め処を思案しつつ来た道を戻ると、約3分戻ったところで発見しました。

 

奇跡ですね。

 

日ごろの行いでしょうか、たぶんそうですね。

気を取り直して登ります。

急勾配もぐんぐん登ります。

雪が出てきてもぐんぐん登ります。

登り始めて約2時間、白河内岳の姿がはっきり見えてきました。

 

右奥にちょこんと見えている白い三角形は北岳、南アルプスの盟主ですね。

さすがの貫禄です。

だいぶ積雪が増えてきて、登るのにつるつる滑るようになってきました。

満を持してアイゼン装着です。

 

今シーズン初のアイゼンになりますね。

アイゼンを装着してサクサク、次から次へと現れる壁を攻略していきます。

登り始めてから約3時間。

 

さすが噂に違わぬ急登、かなり疲れたな―と思って登っていましたが、考えてみたらトレース無しの雪山登山なので当然疲れますよね。

登ってきた道を振り返るとがけのようです。

 

今シーズンは日本三大急登の甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根へ行っているけど、山梨四天王の方がつらい気がします。

 

甲斐駒ヶ岳の時は、二本剣とかでテンション上がっていたのもありますしね。

 

甲斐駒ヶ岳が約9kmで標高2200mを上がるようですが、山梨四天王は約6kmで2000mを上がるようです。

 

これはどう考えても四天王の圧勝ですね。

 

これ、正月の早朝から登れるか?と葛藤が始まってしまいました。

午前11時15分、ちょっと開けたなと思ったら、背後に富士さまがいらっしゃいました。

さすがの存在感。

山梨四天王、笹山登頂です。

 

5時間弱、急登の樹林帯を進み続けてきました。

 

疲れました。

次はあちらに見える笹山北峰こと黒河内岳を目指します。

 

ここからはかなりの強風になります。

 

予報通りですね。

 

風速20m/sのうえに午後から雨か雪予報です。

約10分程で笹山北峰こと黒河内岳登頂です。

 

黒河内岳の標識は見当たりませんでした。

 

奥に見えるのは南アルプスの蝙蝠岳と塩見岳ですねたぶん。

 

雲の中ですが。

あちらの奥は荒川岳ですね。

そして富士さま。

あちらは今から目指す白河内岳、まだ結構あります。

 

辿り着けるだろうか。

黒河内岳頂上付近は強風のおかげで積雪はあまりありませんでしたが、樹林帯に入ると結構な積雪です。

 

30分程ジタバタ進みましたが、白河内岳はぜんぜん近づいてきません。

午後12時30分、タイムリミットです。

 

時間的にも体力的にも天気的にも厳しくなってきました。

 

ここで引き返します。

 

白河内岳での初日の出は、これから更に積雪が進むことを考えるとかなり厳しいですね。

引き返すことにしたのはいいものの、今からあそこに見える黒河内岳へ登り返して、五時間近くかけて登ってきた急登を下り続けねばなりません。

 

うんざりですね。

黒河内岳まで戻ってきました。

 

相変わらずの強風です。

 

まともに立っていられないほどの強風なので、テッドを設置しての撮影会はできません。

 

頂上をスルーして笹山南峰へ向かいます。

笹山南峰です。

 

ここは樹木に囲まれているので風が少ないです。

 

一応富士山も見えるので、もう初日の出はここでいいです。

 

ここまで来るのもかなり大変ですし。

 

自宅から登山口駐車場まで3時間半。

 

積雪があった場合を考慮すると4時間見ておいた方がいいでしょう。

 

登山口から笹山南峰まで5時間弱、7時には頂上にいたいので逆算して、、、自宅を20時出発ですね。

風がないのでのんびりご飯を食べていたら、天気が崩れてきました。

 

予報より早いですね。

 

雪が降ってきました。

辛い上りは危険な下りになります。

 

よくこんなところ登ってきたなと思いつつ転ばないように下ります。

 

転びますが。

登山口の川が見えてくるころには雪が雨に変わりました。

 

まあこれも予報通りです。

午後4時13分、無事下山です。

 

この時間帯だと樹林帯の中はかなり薄暗くて不安になりますが、樹林帯を出るとまだちょっと明るいですね。

 

明るいうちに下山できてよかったです。

最後の難関、つり橋です。

 

つり橋のむこうの駐車場にはぼくの車のみ、本当に人気のない山です。

すごく揺れるつり橋です。

 

なんか朝通った時より怖かったです。