今シーズン5回目になります、御嶽避暑トレーニング。
中の湯駐車場起点は今回で3回目です。
自転車はいつものコース、木曽福島まで下りて地蔵峠を通って、開田高原を経由して帰ってくるかんじです。

今日はランニングをがんばって、中の湯駐車場から剣が峰9合目まで登ったら、二ノ池、五ノ池、継子岳、継子Ⅱ峰、三ノ池を通って帰ってくる予定です。

こんな感じですね。
お昼スタートなので、暗くなることを想定してヘッドライトと防寒着も持っていきます。
ただ残念なことに、今回青い部分のルート、飛騨頂上、継子、継子Ⅱ峰、三ノ池へは行けませんでした。

午前7時30分、中の湯駐車場到着です。
いつもより時間がちょっと早いせいか、気温15度、秋な感じですね

土曜日ということで、駐車場はあと数台で満車です。
まずは自転車。

久しぶりに雲のかかっていない御嶽山です。
今日は最高の登山日和なので、登っている人も多いことでしょう。


地蔵峠の展望台からも御岳山がしっかり姿を現しています。
このまま雲がかからないでいて欲しいです。

中の湯駐車場への登り返し前にエネルギー補給です。
今日はなるべく早くランニングを開始したいので、お食事休憩はなしでいきます。

自転車を終え、ランニング開始です。
まずは御岳ロープウェイのゲレンデを走ります。
途中、乗鞍岳とその向こうに穂高岳、尖って槍ヶ岳が見えます。
今日はどこも最高の登山日和のようですね。

ゲレンデ走を終えると、登山道に入ってすぐに七合目行場山荘、ここで名物のちからもちをいただきます。

登山者は多いようですが、ここは他に客はいませんでした。

気温16度、汗で濡れいているのでちょっとヒヤッとします。

往きはちからもちうどんをいただきました。
まあ可もなく不可もなく。
雰囲気を味わう感じですね。
間に合えば、帰りにきなこのちからもちをいただきたいと思います。

八合目女人堂、こちらでティシャツと手拭いを購入するのが今回の目的の一つであります。
前回来たときに飾ってあったティシャツが欲しくて、来週お金持ってきます!と言って帰りました。

それがこちらです。
こちらは先週撮影したものです。
今回は、 ティシャツ3000円と手拭い1500円、あとペットボトル500円の計5000円を用意してきました。
到着早々購入しようと見回すも、鳥が大きくデザインされたティシャツが見当たりません。
よ「あれ?鳥がおおきいティシャツってありませんでしたっけ。」
山「そうなんですよ、あれは古いデザインで売り切れちゃいました。」
ショックです。
先週買っておけば、といっても持ち合わせがなかったのでしょうがないのですが。

ということで、あまりかわいくない今年モデルのティシャツと、手拭いを購入しました。
うーん、やはり去年モデルの方がいいな。

剣が峰と二ノ池の分岐まで上ってきました。
ここからは結構走れる道になります。

二ノ池山荘と火山灰のせいで干上がったらしい二ノ池。
なんか二ノ池と違うところにできている水たまりは、先日の台風のせいでしょうか。

二ノ池山荘を越えると白竜避難小屋と左に上って摩利支天乗越。

白竜避難小屋から見下ろす三ノ池。
奥には継子Ⅱ峰ですね。
あとであそこを走ると思うとワクワクします。

振り向くと来た道、二ノ池山荘と剣が峰。
結構下りてきましたね。

摩利支天乗越まで結構上り返します。

上ってきました。
時間も体力も余裕があるので、摩利支天山頂上へ向かいます。

摩利支天頂上から剣が峰方向。
ちょっと雲が出てきました。

来た道を戻ります。

摩利支天乗越の展望台から五ノ池小屋。
あそこへ向かって下りていきます。

ときおり雲で真っ白になるなか進みます。
いい感じの場所に人が立っていたので勝手に撮影、抜くときに気さくな人だったらiPhoneのエアドロップで差し上げたりするのですが。
結構喜ばれるんですよ。
やってもらったらぼくもうれしいし。
この方は抜くときに挨拶してもまともに帰ってこなかったのでスルーしました。
山ってお互い挨拶するイメージでしたけど、僕の感覚で挨拶しても帰ってこないのが半分くらいです。
先行して下っていると、辺りが雲で真っ白になりました。
すると、下から「おーい!おーい!!」と大声が聞こえてきました。
五ノ池小屋に泊まっている若い団体が騒いでいるのかな?と思ったら、「おーい!くま!!くまがいる!!!」と聞こえてきました。
雲で視界のないなかでその声はかなり怖いです。
辺りを見渡しても熊の姿は見えません。
後ろにいる挨拶をまともに出来ない人に
よ「今、くまがいるって言いましたよね?」
挨「はー。」
だめだこいつはつかえん。
恐る恐る進んでいると雲が晴れてきました。

どうやらこちらではなく三ノ池方面に向かって叫んでいたようです。

三ノ池周辺には人影も熊影も見当たりません。
とりあえず急いで五ノ池に下ります。
五ノ池にいた登山者に聞くと、三の池の稜線、ポコッと盛り上がったところに熊が居たそうです。

あのあたりでしょうか。
僕の予定ルートですね。
直ちにルート変更です。
といっても、帰り道は一度三ノ池へ下りなければいけません。
今、熊がポコッとしたところに居たのなら、急げば遭遇せずに三ノ池の右側を通り抜けられそうです。
そそくさと記念撮影だけします。

下りてきた道、摩利支天乗越。

飛騨頂上。

ポータブルスピーカーで鳴らす音楽の音量をだいぶ上げつつ、くまの姿を探しながら三ノ池の右側をそろそろと進みます。
三ノ池付近にくまが出たのは、御嶽中に知れ渡っている様で、三ノ池へ来るのは僕だけのようです。
こわいこわい。

位置的に奥の斜面に居そうですが、見当たりません。
先の見えないところで突然出くわすと怖いので、大きな声であいさつしながら、そろそろと進み結構歩いてきました。
途中、若い夫婦が登ってきました。
よ「三ノ池の稜線にくまが出たようなので気を付けてください。」
若「下で聞きました。」
知っててこのルートを通ってきたとは。
遭遇しないといいのですが。

僕は無事に下りてこられました。
ルート変更して早く下りてきたので、行場山荘の閉店前に間に合いました。

予定通りちからもちのきなこをいただきました。
甘くないきなこなのであまりおいしくありませんでした。
御岳周辺ではちょいちょいくまと遭遇していますが、大抵あちらが先に気づいて逃げ出していくのでそれほど恐怖を感じませんでしたが、今回はくまの姿こそ見えませんでしたが、確実にその辺に居るという場所を一人で進むのはかなりの恐怖でした。
何事もなく良かったです。
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