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おかまで炊飯

今日、通勤途中にシャトレーゼの前を通過したんですよね。

 

そしたら駐車場が満車で道路で待っている車まであったんですね。

 

よ「あー、クリスマスだからすごい車だね。」

 

社長「クリスマスクリスマスは24日だから関係ないでしょう、、、子供が冬休みに入ってるからそのせいかな。」

 

と、もうね、息子の言うことはとりあえず否定したいがために、今日が24日なのまで否定しにかかります。

 

先日も反射的に僕の言うことを否定してきて一日やりあったばかりなので、もうめんどくさいからスルーしました。

 

 

さて、最近我が家では、たまにですが今やすっかり物置と化した亡き父の部屋から出てきたお釜でご飯を炊いています。

 

もちろんお金持ちの蔵から出てきたような高価なお釜ではなく、たぶん僕が一時期ほんの一瞬キャンプなんかをやっていた時に買って放置していた安物です。

 

そんな安物でもお釜で炊くとなんか美味しく感じるし、なにしろおこげが出来ておこげを楽しめます。

 

ただ焦げ付くので掃除がちょこっとだけ大変でたまに気が向いたら使用しています。

 

で、インフルに罹患している今、仕事の後は直ちにご飯を食べて床に就きたい、ということで帰宅後直ちにお釜で炊飯の準備をし、火にかけ、

 

よ「20分後に火を止めてね。」

 

社長「20分?蒸らしは15分??」

 

よ「蒸らしは8分。」

 

とお願いして自分の部屋にいきます。

タイマーをかけて28分後、台所へ行きます。

あれ、なんかおかしい。

 

みためもちょこっとおかしいですが、なによりかきまぜた時に底にこびり付いたおこげにかなりの抵抗を受けるのですが、今回はまったく焦げていなくてするりとしゃもじが通ります。

 

あれ?なにこれ炊き方がうまくなったの?でもおこげが無くなったらお釜で炊飯の魅力半減なんですけど。

 

よ「これ20分で火を止めたんだよね。」

 

社長「うん、20分で止めたよ。」

 

よ「全然焦げてないんだけど。」

 

社長「知らんわね!」

 

よ「ほんとに20分で止めたの??」

 

母親を疑わなければいけないのは悲しいことです。

 

社長「なんかピーピー言って勝手に止まってたわ!」

 

あー、任せるんじゃなかった。

 

よ「あんた、それはコンロの自動消火機能で、温度センサーで勝手に切れただけでしょう!」

 

社長「知らんわね!ピーピー言ったから20分経って切れたと思ったんだわ。」

 

そもそも時間を見て料理をするという観念がないようです。

 

よ「どうするのこれ、固いよ。」

 

社長「。。。ほんとだね、もういっかい火をつければいいんじゃない?」

 

もう水も吸い切った状態で火にかけても焼きおにぎり状態で焦げるだけでしょう。

 

よ「もういいわこれで食べるから。」

 

芯が残っている感じはしますが、食べれなくはありません。

 

今日はなぜかウナギを買ってきていて、芯の残ったご飯の上にウナギを全部乗せようとします。

 

よ「半分でいいよ。」

 

社長「いいのこれはあなたのだから。」

 

よ「あなたはどうするの?」

 

社長「私はこれを食べる。」

でした。

 

しかもメリークリスマスです。

 

鹿島家のクリスマスうなぎでした。

 

僕は自分の食事を済ませて洗い物をしたらさっさと自室で寝てしまったのですが、社長は台所でを貪り食っていたのでしょうか。

 

翌朝台所へ行くとお釜のご飯は全く減らずに残っていました。

 

社長は手をつけなかったようですね。

 

勿体ないですが残ったご飯を捨てようと思ってしゃもじをつっこんでみるとなぜか抵抗を感じます。

 

あれ?一部は焦げてたのかな??と思っていると

 

社長「ご飯炊けてたでしょう?とろ火でピーピー言うまで火をかけたから。」

 

よ「そんなで炊けるわけないだろ!捨てたわ!!」

 

なんでしょう、社長の中でガスコンロの自動消火機能を自動で調理しれくれるタイマーとして認識されていまったのでしょうか。

 

もう二度とお釜で炊飯は任せません。