今回は土曜日の山行です。
関東の友人が仕事で名古屋に泊まるのだけど延泊するので久しぶりに遊びましょう、とのお誘いでした。
二年ぶりくらいでしょうか。
何かしようということなのですが、この人、長いこと腰を痛めていて走ったりするのむつかしいということで、じゃあ近所でイージー登山でもしましょうということになり、鈴鹿山脈の竜ヶ岳へ行くことにしました。
イージーとはいえ山行前にはいろいろ下調べをします。
すると、ほかの方の最近の山行で、登山道の整備資材を運ぶボランティアがあることを知りました。
歩荷というやつですね。
これはやらねば。
走れないのでちょうどいい負荷をかけられそうです。
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登山開始です。
今日のコースを説明したけど彼は聞いていませんでした。
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名水竜の雫です。
とてもきれいな冷たい沸き水で、顔を洗っていました。
これ怖いことに、帰りも浴びようかと立ち寄ると
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※飲用不可
※手洗不可
となっていました。
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20分ほどで遠足尾根への分岐に付きました。
ここに荷上げの資材が置いてあります。
今日はイージー登山なのでTEDも同行しています。
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金山尾根を登り、金山尾根と遠足尾根の合流地点にある資材置き場まで運びます。
一人1枚づつ持ってみると、、、ねろ様よりちょっと重い感じ、約10kgというところでしょうか。
さすがに2枚は嫌ですね。
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肩に担いで金山尾根を進みます。
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いきなりの難局&渋滞。
つり橋が落ちています。
これは下調べ済み、ちょっと上流に簡易的な橋が架かっているはずです。
でも、川辺に下りるのにはしごを使って下りなければいけません。
右手には資材、左手にはスマホとメロンクロワッサン、途方に暮れるところですが、難なくクリアしました。
ここで先行していたおばちゃんに。
おば「整備の人ですか?」
よ「違います。」
資材を抱えているからといって、大きな熊のぬいぐるみを背負っている整備の人がいるわけがありません。
みなさん荷上げボランティアのことはご存じないようですね。
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資材と大きなぬいぐるみを抱えたアラフィフ独身おじさん2人がいきます。
肩に担いで運ぶのは結構大変です。
肩が。
背負えたらだいぶ違うのでしょうか。
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結構な急登をバランスを崩さないように進みます。
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鹿が居ました。
かわいいけど、いろいろ害があるようですね。
山頂もうんこだらけでした。
あとぜんぜん気づかなかったけどこの辺りにはヒルも居たようです。
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肩が痛くなるので数分ごとに右と左を入れ替えながら運びます。
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ひらけてきました。
向こうに見えるのは、帰りに通る遠足尾根、さらに向こうには員弁の町とホームコースの多度山ですね。
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資材を抱えて登ること約1時間半、資材置き場に到着です。
ここからは重力が半分になった感じで登れるはずです。
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なんか右膝裏から血が出ています。
どこかで擦ったのかな?と思い、面白いから写真を撮ったのですが、どうやらヒルにやられて様でした。
よく見ると左脚のふくらはぎにもヒルが付いています。
この日、彼はヒルに四か所かまれたようです。
ぼくはぜろ。
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頂上とそこへ続く道が見えてきました。
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竜ヶ岳登頂です。
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土曜日だから人が多いかなと思っていましたが、山頂には意外に人が少ないです。
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なにやらすごい音が近づいてくるなと思ったら、自衛隊らしきヘリが弐機、僕らより低いところを飛んでいきました。
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せっかくなので奥の分岐へ向かいます。
このルート、大きく崩れていてう回路を行くことも下調べ済みです。
正面がすごく崩れています。
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だいぶ大きく迂回させられるところから、いかに危険な状況なのか思い知らされます。
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奥の分岐到着です。
前回積雪時に来たときは、ここから表尾根を下りていきましたが、今回は一旦来た道を戻ります。
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こちらから見るとなんともないようですが、すぐそこは大きく崩れています。
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再びう回路を通って竜ヶ岳へ。
ちょうど整備の方が登ってきました。
彼らはぬいぐるみを背負っていないので本物の整備の人でしょう。
整備の人らはクマのぬいぐるみんすごく食いついてきました。
整1「熊居たんですか!」
整2「かわいい!」
整1「ぼくも熊居るんですよ!ティシャツのここと、バンダナのここ!」
整3「お前のは二次元だからだめだ。」
(´・ω・`)知らんがな。
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竜ヶ岳を後にします。
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なだらかな遠足尾根で帰ります。
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標高1000mとは思えないきれいな尾根歩き。
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下山完了です。
美味しそうだったので草だんごを。
あんこが入っているのかと思ったら入っておらず、クルミみそで食べる五平餅に近い感じでした。
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下山後は自然のお風呂へ。
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