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伊吹山ダブル

今回は5月20日に出場予定の経ヶ岳トレイルランニング大会の練習のために、近場でまあまあの標高の山、伊吹山へ行くことに。

 

積雪時を含めると10回以上は登っているでしょうか。

 

本日の天気はあまり良さそうじゃなさそうだけど、景色を楽しむ登山ではなく、山登りの練習目的なのでむしろ登山者が少なそうでよし。

 

名神高速を西へ走ると、いつもは一宮を越えたあたりから見えてくる伊吹山はガスで全く見えない。

 

うん、狙い通り。

 

午前8時30分に駐車場に着くと、登山口目の前の駐車場がぎりぎり空いてた。

 

うん、登山者少なさそう。

 

先行者は車5台分くらいでしょうか。

 

今日は初の2本いくつもりなので、どれくらい時間がかかるか、そもそもいけるか不明なので準備をそそくさと済ませ、ランニング開始。

 

ここって最初きゅーっと登って、途中緩くなって、また最後きゅーっと登るので、最初から結構きついです。

こんな感じ。

 

1本目はとにかく歩かずに走り続けるをテーマに、階段も急勾配もとりあえずがんばる。

 

すぐに心拍が上がってつらくなるけど、急勾配でもなんとか走り続けられる。

 

最近取り入れてる牧野が池での坂道インターバルがきいてるのでしょうか。

勾配の緩くなっている三合目付近。

 

真っ白。

 

正面に伊吹山山頂が見えるはずなんだけど、、、天気は回復傾向なはず。

 

ガスの中走り続け

1本目ゴール。

 

結局危険個所以外は走り続けられました。

 

途中、ぬかるんで手をついても滑って登れないところも。

 

そういえばピッケル持っていた人がいたな。

 

帰りはとくに気を付けて安全に下ります。

でも転ぶ。

 

トレイルラン用に買った、おろしたてのタイツが。

 

1本目終了して30分休憩。

 

カバンがちゃりちゃり言ってるので小銭が入っていると安心して自動販売機へ炭酸のなにかを買いに行くと、

4ドル。

 

あーそうかー、去年のヨセミテからそこにいたのか。

 

30分はちょっと長すぎたので、25分休憩で2本目へ。

 

走り始め、あーこれは無理だな、これ無理だわ、どこで引き返そう?などと考えつつもなんとか走り続けます。

 

ぬかるんだ細い道を1km走って1合目、あとで知ったんだけど伊吹山ダブルやる人、、、2本走ることを伊吹山ダブルと呼ぶそうです。なんならトリプルもいるそうです馬鹿ですね。

 

ダブルやる人は、1合目のここに自販機とトイレがあるのでここからスタートするみたいなんですよね。

 

まあ他人のことはいいんですけど。

 

1合目からはかつてスキー場のゲレンデだったところ登ります。

 

ここもなかなかの勾配、泣きそうになりながら走り続けます、なんでこんなことしているんだろう?どこで引き返そう??などと考えつつ。

再び三合目付近。

 

天気は回復のはずなのでお召し替えでノースリーブに。けど、一向に回復の兆しなし、1本目よりガスがかかってます。

 

この辺は緩いのでがんばれます。

五合目。

 

視界10mくらい?

 

まぁ分岐はほとんどないので迷うことはないけど、半分来たしもう引き返してもいいかな?などと考えつつも先へ進む。

 

途中、七合目付近でトレイルランナーっぽい人とすれ違い、

 

ト「寒くないですか?」

 

よ「いえ!暑いくらいです。!!」

 

うそです、ちょっと肌寒いです。

 

ト「どこから来たんですか?」

 

よ「登山口です!」

 

ト「( ゚д゚)ポカーン」

 

あ、そうですよね、登山口は当たり前ですよね。

 

よ「あ、すいません、家ですか?名古屋です。」

 

ト「( ゚д゚)ポカーン」

 

そりゃそうか、家なんて別に興味ないですよね。

 

でも、、、伊吹山ってこのルート以外あるの?逆に知りませんよ。

 

よ「あ、みんなが普通に登ってくる登山口です。」

 

ト「あ、そうなんですね、あはははー、じゃっ」

 

彼は結局どこから来たんだろう。

 

そういえばすれ違うのは初めてだったのでどこか僕の知らない場所から登ってきたのだろう。

 

同じコースなら多い人で、、、追い抜いてすれ違って追い抜いてすれ違ってで合計4回遭遇してますから。

 

などと間抜けな会話をこなしつつ、

2本目ゴール。

 

山頂付近では脚の、いつもは攣らないところが攣りまくり、山登りはいつもと違う筋肉を酷使しますね。

 

この段階でおなかペコペコ、次回は2本目ゴール後、山頂でご飯を食べてもいいかな。


ドライブウェイから簡単に来られるので、お店も何軒かあります。

 

https://www.shousenkan.com/

 

なんかおいしいコーヒーも飲めそうな感じです。

下山。

 

下山開始時は相変わらずガスで真っ白。

 

奥に見える女性三人組が四回目の遭遇。

下山途中、ガスが消えて一気に広がる視界。

3合目あたりまで見えます。
無事下山。

人間やればできるものですね、次回はもうちょっと楽に走れるといいなー。