IRONMAN CALIFORNIAその5

レースデー。

 

7時ローリングスタート開始(数人ずつ、数秒おきにスタート)だから、3時間前の4時起床。

 

前日コンビニで買っておいた朝ご飯を食べ、車でスタジアムへ向かう。

 

当然まだ真っ暗&寒い。

バイクギアバックを観客席に並べて、ランギアバックを自転車の横に置く。

スイムから上がって1マイル裸足で走ってきて、観客席のバイクギアバックを拾って、テントに入って着替えて、スイムギアを入れたバイクギアバックをバイクの横に置いてバイクをとって走り出す。

 

バイクから帰ってきたら自分でバイクをラックにかけて、、、アイアンマンにしては珍しい、置いてあるランギアバックを取って、入ってきたときと逆向きにテントに入って観客席を通ってランコースに向かうってとこか、、、伝わるかな?

 

バイクのタイヤの空気を入れて、昨日買ったバイクシューズのビンディング調整。

 

まぁざっと合わせて、あとは走りながら調整、、、のつもりが、結局めんどくさいから最後まで調整せずだったけど。

 

バイクの準備を終えたら、シャトルバスでスイム会場へ移動。

 

こちらのシャトルバスって、いつもなぜか黄色いスクールバス。

 

借りるの安いのかな?

 

20分弱で真っ暗のスイム会場へ。

 

日の出は7時過ぎらしいので、ローリングスタート開始は暗闇の中か。

 

それにしても暗い。

 

そもそも街灯もないし、他の大会なら用意されるであろうライトもない。

 

カリフォルニアだからSDGsかしら。

 

暗闇の中、ムキムキたちが黒いウェットスーツ姿でうごめく光景はなかなか不気味。

 

そして寒い。

 

なんかこの暗くて寒いなか水の中に入るの嫌だなーとボーっとしていると、スタート前のアメリカ国歌が始まる。

 

そういえば大会で日本国歌を歌うとかないなーなどと考えていると、7時になりローリングスタート開始。

 

スタート地点は見えない。

 

ようやく朝日が昇りだし、あたりが明るくなったのを見て、自分もウェットスーツを着だす。

 

なんかぜんぜん気持ちが盛り上がらない。

 

スタート順は早い者勝ちではなく、自分の予想タイムのところへ並んでスタートなので、1:10~1:20の看板付近へ並ぶ。

 

たぶん今の泳力は1時間10分はちょこっと超えるけど、下流へ向かってワンウェイのおかげでもうちょこっと速く泳げるかな?と予想。

 

10秒おきくらいなのでジワジワ進み、7:18分、ようやくスタート。

 

入水。

 

冷たい!

 

頑張りすぎず、身体が温まる程度に頑張る。

 

下流へワンウェイとはいえ、コースのブイはあるのでたまにヘッドアップをしてブイを確認しながら人とは離れて泳ぐ。

 

とても快適。

 

距離表示もなく、今どれくらいのスピードで泳いでいるのかはわからないけど、人とぶつかることもほとんどないし、今までのアイアンマンのスイムで一番楽な感じ。

 

一度支流のアメリカンリバーから本流のサクラメントリバーに合流する時に、サクラメントリバーの真ん中にあるブイを目指す時にはかなり流された感じ。

 

流れでブイまでたどり着けずにショートカットする人も居そう。


下流へ泳ぐ分には後ろから押される感じも、流れに乗る感覚もないけど、たぶん流されてはいるだろうから、なるべく大きな泳ぎを意識して泳ぐ。

 

前方に黄色い橋が見えてきたのでそろそろスイムフィニッシュ近いのかな?上がる前におしっこしておこうかなと、泳ぐのをやめて放尿、ついでに時計を見てみると41分。

 

え?!いくらなんでも速くない??

 

これ余裕で一時間切れるんじゃない?

 

そうなるとちょっとがんばりだす。

 

スイムを上がって時計を確認すると、51分!!!

流されるだろうと思ってたけど、まさかここまでとは。

 

想定より20分速い。

 

こんなタイム、アイアンマンのスイムタイムとして公表できないやつだわ。

 

スイムを上がると、ボランティアの人がウェットスーツを脱がしてくれるサービスごがある。


脱がしてくれるというか転ばされて引っぺがされる感じだけど、まだ寒いのでそのサービスはスルーしてウェットスーツは着たままトランジットのスタジアムを目指す。

 

裸足で。

 

川から上がってすぐのところに靴を置いている人がいる。

 

さすがにそこまでは必要ないでしょう、と思いつつ裸足で走る。

 

遠い。

 

過去最高のスイムタイムだったけど、過去最高のトランジットの遠さ。

 

結局トランジットタイム、17分。

 

遅い。

 

ついでに裸足で走ったせいかふくらはぎが痛くなってきた。

 

 おニューのバイクシューズを履き、濡れたウェアーで自転車に乗って走り出す。

 

あれ?意外に寒くない。

 

気温はそんなに上がってないはずなのにそれほど寒くない。

 

こちらは直射日光がきついのかな?さすがカリフォルニア。

 

バイクコースは45km往って戻っての2往復。

 

往きはものすごい追い風で、戻ってくるときはものすごい向かい風。

 

途中何カ所か道が荒れているところがあり、危険。この辺もSDGsかしら。

 

事前に確認してあった路面の荒れた部分は、危険個所にスプレーをしてあるのでそれほど危険じゃないんだけど、もう一か所数キロ続く路面の荒れた区間にはスプレーは無く、道の両サイドに木が生えていて常に日陰になっているので溝や凹凸が見えづらく本当に危険。老眼のせいかな。

 

1往復するとコースの状況がだいたいわかってきたので、路面の荒れた危険区間は楽なポジションで休憩とわりきり、戻りの向かい風を頑張ることにする。

 

2往復目、荒れた路面区間で数台に抜かれるけど、怖いのでがまん。

 

危険個所を抜けて追い風区間を気持ちよく走ろうと思うと、、、あれ、脚がつった。

 

今まで平気だったのに。

 

むしろ休憩したのになぜ?バイクだけは練習足りてると思ったのになどと考えつつ、脚を止めて揉んだり、ストレッチしたりなんとかしのぐ。

 

ものすごい追い風で一番楽ちんに速く走れるとこなのに。

 

あまり力をかけず走り、次のエイドステーションでトイレ休憩。

 

バイクラックに自転車をかけようと思ったら、強風過ぎて自転車が飛んでいきそうになる。

 

ボランティアのおばちゃんが「風が強いから無理やで、おれが持っててやるよ!」みたいな感じで近づいてきたので、お願いする。

 

おしっこして出ていくと、ボランティアのおばちゃんが「おれ、これ気に入ったで!」とアヒルのベルを鳴らしてきた。

笑顔で「さんきゅー!」と。


こんなとき英語でやりとりできたらいいなー、英語勉強しよって思うけど結局続かない。

 

脚のつりもおさまったので、気持ちよく走り出す。

 

つってる間に抜かれた人たちを抜き返しつつ、強風の向かい風を走る。

 

ちなみに往きは45km/h、帰りは30km/hみたいな感じ。

 

2往復目の帰りはもう30km/hも出ない。

 

さらに風がきつくなってきた。

 

そして帰りも通る木立の危険区間。

 

休憩は必要ないけど怖いので楽なポジションで通過。

 

危険区間が終わりバイクフィニッシュまであと10kmちょっと、飛ばすぜ!と攻めのポジションをとってはしりだすと、、、あ、またつった。

 

しかも今度は両脚につった。

 

さすがに両脚つられると走っていられず、止まってストレッチ。

 

これ、もしかして楽なポジションがいかんかったかな?と思いつつ、脚のつりに苦しみながらバイクフィニッシュへ。

 

時計を見ると5時間18分。

 

う、うーん、5時間はかからないと思っていたのでちょっとショック。

さて、ランニング。

 

正直言ってランニングは練習が足りてるとは思えないので、とにかくがんばらない。

 

今までならいきなりがんばってキロ5分切って走り出してただろうけど、今回はとにかくがんばらない。

 

心拍を見ながら、ピッチとフォームを常に意識して走る。

予定通り!20kmまでは。

キロ5:30ペースで、予定よりちょっと良かったかも。20kmまでは。

ディスカバリーパークの往復コースに入った11マイル付近、ちょっと脚が辛くなってきてエネルギー切れかなと、ついついレッドブルに手を出したのがダメだったのかな。

そこからは吐き気との戦い。

まあいつものパターンなんだけど。

はいては走り、またはいては走り。

想定のランニングタイムより1時間多くかけて、薄暗くなった頃ボロボロでフィニッシュ。
またダメだった。

練習量にしては走れた方なのかもしれないけど。

フィニッシュ後は、軽食が出る様なのでそちらへ移動。

フードトラックが数台並んでいて、好きなところでもらえる。
でも脂っこいものばかりで、疲れ切った内臓にはちょっと辛い。

食べてる人は1人もいない。

そうだよね、こういう時はお粥とかうどんとかの方がいいよね。

暖かいスープとフルーツを頂き、暗闇で頑張る仲間を待つ。
22時過ぎフィニッシュ。

その頃には内臓の疲れもだいぶ癒えてきてたので、再びフードトラックへ。

相変わらず食べてる人いないけど、タコスを頂く。

これ食べれるって、いつもよりダメージ少ないかも。

トランジットまで自転車をとりに行き、車で宿へ帰る。

ちょうど0時。

長い1日だった。

宿に戻ると、やはり掃除はされてなく、シーツも変えてない。

4泊してシーツ交換一度、掃除ゼロ。

書かないけど口コミ書くとしたら星一つだな、この宿。

でも明日は楽しみにしていたヨセミテ!

楽しいことだけ考えて、さっさと眠りにつく。

今日は相変わらずの爆音に悩まされることもなく、爆睡。

つづく。