ねろ様災難

日曜日の夕方。

 

社長「よーさん!!ネロさん叱ってやって!!!あいたたあいたた。」

 

よ「ん?なに。」

 

社長「ネロさんの散歩のときお隣さんと話してたら、後ろに猫が通ったみたいでねろさんが突然走り出したから、私後ろに転んだの!これ見て!!あいたたあいたた。」

 

膝小僧を見せてくる社長。

 

ちょこっと擦りむいてる膝小僧。

 

その程度のけが、山を走ればしょっちゅうである。

 

よ「猫が通ればネロさんが突然飛びかかるのは当然じゃん、いちいち断ってくれんよネロさんわ。自転車とかじゃなくてよかったね。」

 

社長「ぶつぶつぶつぶつあいたたあいたた」

 

ねろさんを悪者にできず悔しそうである。

 

すると、立ち話していたお隣さん来訪。

 

隣「鹿島さん!大丈夫?カメラで見たらすごい転び方してたけど、骨とか折れてない?病院行った方が」

 

勝ち誇ったようにさらに痛がる社長。

 

よ「あーあ、そんなん撮影されて、隣のばーさん面白行動フォルダに保存されたな。」

 

社長「洗濯物出しに行ったときに体操してるのも撮られてるかな。」

 

よ「うん、あんまり見ちゃいかんよ、隣のばーさんに監視されてるフォルダも作られちゃうよ。」

 

 

月曜日

 

社長「だいさん(専務)聞いて!ねろさんが突然引っ張るから後ろに転んで!!」

 

社長(客1)「ねろさんに引っ張られて後ろに転んで!!」

 

社長(客2)「ねろさんに引っ張られて後ろに転んで!!あいたたあいたた」

 

いや、そんないわれて困るでしょう。

 

 

火曜日

 

社長「あいたたあいたた」

 

よ「はいはい」

 

社長「あのねー、言わないけどほんとに痛いんだよ!!」

 

よ「いや、あんたは日本一痛い痛いアピールする人だ。」

 

社長「もう知らん!早いけど帰る!!明日朝まこと整形行く!!!」

 

よ「じゃあ、今から行けば??」

 

社長「あ、そうだね、そうしようか。じゃあもうちょっと早く出ればよかった。」

 

まこと整形外科で診察、待つこと一時間弱。戻ってくる社長。

 

よ「どうだった?」

 

社長「うん、ただの打ち身だって、あいたたあいたた。」

 

よ「お前は今から大げさばーさんだ。」

 

社長「打ち身だって痛いんだよ!」


 

そして本日。

 

よ「どう?」

 

社長「うんだいぶいい!」ニコニコ

 

よ「なに笑ってんの?」

 

社長「うん、うごけるのうれしい!湿布だらけだけど。」

 

よ「うれいしいじゃねーよ!おおげさばばあ!!」