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消えた8万円

現金が200万円ある。

 

100万円の帯のついた束が二つある。

 

社長「カードしかないけど、銀行のATMで入れれるかな?」

 

名古屋銀行のサイトをスマホでチェック。

 

よ「一度に紙幣100枚までだけどできるよ。」

 

お昼のケンタッキーを購入し、名古屋銀行へ。

 

店舗前で路駐をして入金作業をする社長を待つ。

 

めっちゃ、駐停車ご遠慮くださいの看板、駐車場にとめればよかった。

 

なんかずいぶん長い事かけて戻ってくると、

 

社長「なんか変なんだわ。」

 

よ「ん?なにが??」

 

社長「うん、後で話す。」

 

事務所にて。

 

社長「なんか、8万円が行方不明なんだわ。」

 

よ「はっ?何言ってんの??」

 

社長「最初は帯を切ってそのまま入れて、次は帯から10万円抜いた束を入れたら182万円しか入金されてなかった。」

 

よ「そんなばかな。」

 

社長「行員さんに行ったら、102万円と80万円の入金になってるって言われた。」

 

よ「102万??100枚しか入らないのに???」

 

社長「知らんわね!そう言われたんだから!!」

 

よ「お金入れた時に、画面にいくら入ったか出て、確認を押すでしょう、あれはどうなってたの??」

 

社長「見てない。」

 

とりあえず名古屋銀行へ行き、通帳記帳をするとたしかに一回目102万円、二回目80万円になってる。

 

まあ機械が二回連続まちがえるとは思えないし、100万円の束二つだと思ってたものが、実は102万円と90万円の束だったと思うしかない。。。ただ、そうするにしても100枚までしか入らないATMに102万円入金されたなぞが残る。ここを解明しないと気持ちが収まらないので銀行のカスタマーセンターへ電話。

 

よ「先ほど母が、銀行のATMで100万円と90万円、合計190万円の入金をしたら、102万円と80万円の入金になってたというのですが、ATMで102万円の入金は可能なのでしょうか?」

 

カスタマ「はい、紙幣100枚までとなっていますが、102枚まで可能です。」

 

いや、これはもう納得するしかない。

 

じつは社長が無意識に100万円の束から10万円抜いて、8万円をどこかに隠してもう一つの100万円の帯の束に無理やり2万円をねじ込んだのか、、、うーむ、なぞは残るけどこれで納得するしかない。